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時間栄養学について~➁各栄養素の特徴~

時間栄養学について~➁各栄養素の特徴~

時間栄養学とは、体内時計を考慮して「いつ食べるか」に注目した学問です。

各栄養素の持つ効果と、効果を発揮しやすくなる摂取タイミングについて、一部ご紹介いたします。

<ビタミンK>
ビタミンKは、血液凝固や骨の健康維持など、体内で重要な役割を果たすビタミンで、緑黄色野菜・海藻類・納豆などの大豆製品に多く含まれています。
特に骨の合成は夜の時間帯に起こりやすいため、夕食でのビタミンKの摂取が、骨を強くするためには効果的と考えられています。

<ナットウキナーゼ>
ナットウキナーゼは、大豆から抽出された酵素であり、納豆に多く含まれています。
ナットウキナーゼには、フィブリンと呼ばれる血液凝固に関与するタンパク質を分解する作用(抗血栓作用)があるとされています。これにより、血液凝固を防ぐ効果が期待され、血栓(血液の塊)の形成を予防する可能性があります。そのため、血液サラサラ効果として知られています。
血液凝固系の働きは朝に強くなると考えられており、朝にナットウキナーゼの持つ血栓予防効果を発揮するには、夕食での摂取が効果的と考えられています。

<リコピン>
リコピンは、トマト等に多く含まれる栄養素です。
強力な抗酸化作用(老化・がん・生活習慣病予防・免疫力UPなど)を持ち、さまざまな疾患を予防する効果が期待されています。
リコピンは朝食での摂取の方が吸収が良い事が分かっています。

<参考文献・書籍>
・古 谷 彰 子、 柴 田 重 信「時間栄養学と調理科学との融合」、日本調理科学会誌、Vol. 52、No. 6,369~375(2019)
・青木 雄大、「リコピン摂取時間帯がラットおよびヒトにおける体内吸収に与える影響」、日本栄養・食糧学会誌、2017 年 70 巻 4 号 p. 147-155
・柴田重信「時間栄養学」(化学同人、2020年)

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