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【クリニック向け】栄養指導のポイント:血液検査の結果を患者様へご説明する際に、ぜひ栄養指導をご紹介ください!

【クリニック向け】栄養指導のポイント:血液検査の結果を患者様へご説明する際に、ぜひ栄養指導をご紹介ください!

今回は、医療機関向けに外来栄養食事指導(以下、栄養指導と呼びます)を患者様へご案内しやすくなるタイミングやポイントについてご紹介させていただきます。

管理栄養士は「栄養の専門家」として、少しでも先生方、そして患者様のお役に立てたらと思っております。その第一歩として、まずは患者様に栄養指導の機会を届けるステップを、私たちもぜひご一緒させていただければと存じます。

今回は「血液検査の結果説明のタイミング」についてご紹介させていただきます。


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栄養指導が可能になるのは…

外来栄養食事指導料は、生活習慣病等により、特別な食事の管理が必要となる患者様、もしくは、がん患者様、摂食機能又は嚥下機能が低下した患者様、低栄養状態にある患者様に対して、管理栄養士が医師の指示のもと、栄養指導を行なった際に算定できます。

医科診療報酬点数表に関する事項p136より

すなわち、患者様へ栄養指導をご案内しやすいタイミングの1つとしては、「血液検査の結果を患者様にご説明される時」が挙げられます。血液検査の結果を患者様と一緒に見ながら、血糖関連、脂質関連、肝機能等などで基準値を超える場合は、栄養指導の算定病名の診断基準を満たしている場合があるかと存じます。その際には、患者様も検査結果に直面し、ご不安を抱き、対策をしなければと思われるタイミングかと思いますので、ぜひ栄養指導をご紹介いただけると幸いです。

算定可能な病名では…

では、外来栄養食事指導料が算定可能な疾患とは何があるでしょうか。

それは、「糖尿病、腎不全(CKD)、心臓疾患、高血圧症、脂質異常症、高度肥満症、痛風、胃十二指腸潰瘍、鉄欠乏性貧血、肝硬変」などの特別な食事の管理が必要となる疾患です。

従って、診察や血液検査等により、これらの診断を受けた患者様には、管理栄養士が栄養指導を通して、お役に立てることが可能になります。その他、2016年度の診療報酬改定にて、がん患者様や嚥下機能の低下がみられる方、低栄養状態の方へも栄養指導を実施する事が可能となりました。

「この患者様は栄養指導の算定が取れるのか?」と少しでも疑問に思われた場合は、いつでも弊社へお問い合わせください。

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今回は、栄養指導をご紹介しやすいタイミング、そして、算定可能な病名についてお話させていただきました。私たちも患者様がよりよい生活を送ることができるように、ご一緒にサポートさせていただければ幸いです。


タウンドクターでは、外来患者様へオンライン栄養指導のサービスを実施しております。詳細なお問い合わせについては下記のフォームからお問い合わせください。

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