N・Partner管理栄養士インタビュー vol.07 野中文恵さん
精神科医監修・AI技術を活用した食事コーチングサービス「N・Partner」で活躍する管理栄養士へのインタビュー連載です。最先端のキャリア形成のヒントが詰まっています!
なぜ管理栄養士になろうと思ったのですか?
私が卵アレルギーだったことが原点だと思います。今のようにアレルギーへの世間の理解も少なく、小学校の給食では、食べられるものが白ご飯と牛乳だけの時や、ご飯に卵が混ざっているときは主食がないこともありました。その中でも小学校の給食室にふりかけをもらいに行ったり、担任の先生がパンを買ってきてくれたり、当時は周りの方々に支えられて、毎日の給食を乗り越えていたように思います。小さな頃から自分が安全に食べられるように、成分表示を見る等、食に興味を持っていたと思います。
背景から進路で迷った際、母から管理栄養士は一生ものの資格であるとアドバイスがあったこともあり、管理栄養士になるための学校に進学しました。
今までどんなお仕事をされていて、今回なぜニューパートナーに興味を持たれたのですか?
就職後は委託給食会社に1年、特別養護老人ホームに3年、療養型の病院に7年、現在はクリニック2カ所目ですが、計6年程クリニックで勤めています。
療養型での仕事は経管栄養や嚥下障害の方へ低栄養にならないようにする為の栄養管理が主でした。管理栄養士が5人いて、私自身独身でしたし、学ぶ場にも気兼ねなく参加でき、思いっきり仕事に打ち込めて充実していました。
しかし、結婚、出産を経て育児をしていく中で、第2子が喘息もちだったこともあり、よく発作を起こして入院していました。翌日の予定さえ確実な約束は出来ないことへのストレスがあり、このままの仕事を続けるのは難しいと思い、やり遂げたかった仕事もありつつ夢半ばで退職し、勤務ベースを落としたパートとして、クリニックに勤め始めました。
勤めていたクリニックは、訪問診療もしており、地域医療、管理栄養士にもとても理解がある先生でした。近隣の栄養士の協力もあり、予防料理教室なども企画して実施していましたし、在宅訪問管理栄養士の資格も取って、透析にならないように在宅で出来る腎臓食など、色々と好きに活動させて頂きました。
しかし、やっと軌道に乗り始めた頃、コロナウイルスの影響が大きくなってしまいました。
子供が通う小学校、保育園も休校になり、仕事に行きたくても行けず、クリニックに出勤出来ても、地域の料理教室はもっての他、外来の患者さんは診察して、薬をもらってすぐ帰るスタイルが多くなり、クリニック自体も発熱外来に特化していくようになりました。外来・在宅での栄養指導や予防料理教室等、私は何もクリニックに役に立てる事が出来ないのではないか?とモヤモヤする時期が続きました。
再び、思いっきり仕事がしたいという気持ちは持ちつつ、子育てをしながら学べて、栄養指導も出来る理想の働き方は無いだろうか?と探していたところ、クラウドソーシングで、偶然にもニューパートナーにたどり着きました。
ニューパートナーでは、実際にどんなお仕事、または働き方をされていますか?
現在はクリニックで週3~4勤務し、休みの日や帰宅後、数件栄養指導をしています。(月20件程度)
最初は、オンラインでの栄養指導は初めてだったので、対面よりも緊張しましたが、ニューパートナーでは管理栄養士のサポートも厚く、困ったらすぐに助けてくれます。
1人栄養士の職場が多かったので、基本誰も助けてくれない、相談出来ない環境で育った私にとっては、とても心強いです。
ニューパートナーで働くようになって、良かったのはどんな点ですか?
ニューパートナーではスポットの時間でも採用してもらえるところが自分には合っていると思います。
他の特定保健指導の会社の説明会にも参加しましたが、週3日はフリーの日を確保するなど、クリニックに勤めながらは難しいと思いました。
ニューパートナーで働くようになって、ライフスタイル・メンタルなど、ご自身の人生に変化はありますか?
ニューパートナーに出会う前は、3人の子育てをしながら常に時間が無い環境の中自分のキャリアアップをすること、これから先好きという気持ちだけでこの仕事を続けていくかどうかについて悩む事が多くありました。
クリニックでは外来の栄養指導対象の患者さんが毎日来るわけではないので、看護助手やリハビリ助手で1日過ぎていくことも多いですが、ニューパートナーに出会ってからは、自分が管理栄養士としての仕事に専念出来ている実感があります。また、管理栄養士としてキャリアアップできる勉強会も充実しています。
夫や子供達にも、お母さんはまだまだ勉強したい!ということを理解してもらい、19時や20時の研修にも気持ちよく参加させてもらえます。勉強している間に夕食の後片付け等を夫や子供達が進んで協力してくれるようになりました。
管理栄養士としての今後の目標はありますか?
目標は、栄養指導の経験を積みたいと思っている管理栄養士の育成に携わることです。
指導対象者の方が、自ら食事の工夫や運動を始めて行動変容があったり、数値に表れると、私もやりがいを持てますし、モチベーションアップになります。
クリニックで勤めていると、かなり生活習慣病が悪化した人に対して栄養指導をします。しかし、特定保健指導はまだ食事や運動の見直しで数値の改善が見込める方が多くいらっしゃいます。
ニューパートナーが掲げる栄養学と精神科学を組み合わせて、働き盛りで忙しい指導対象者に適した提案をしたり、受診勧奨も上手に促す管理栄養士の数が増えるといいなと思います。
どんな方にニューパートナーで働くことをおすすめしたいですか?
自分から積極的に動ける欲張りでマルチな管理栄養士向きだと思います。様々な経験をしている人の方が対象者様の気持ちに寄り添えると思います。
これから特定保健指導の分野で活躍したいと思われている管理栄養士さんと一緒に、キャリアアップしていきたいと思います。
当メディアでは、管理栄養士の皆さまのキャリア形成をサポートすべく、「N・Partner(ニューパートナー)」管理栄養士インタビューを定期的にアップしていきますので、どうぞお楽しみに。
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