【スポット勤務】視野を広げ様々な人と関わりながら、管理栄養士の可能性を追求

N・Partner管理栄養士インタビュー vol.11 家入慶子さん

精神科医監修・AI技術を活用した食事コーチングサービス「N・Partner」で活躍する管理栄養士へのインタビュー連載です。最先端のキャリア形成のヒントが詰まっています！

なぜ管理栄養士になろうと思ったのですか？

母が料理上手だったことが、私が食に興味を持つきっかけとなりました。母の料理を通じて、食事を楽しむことや料理を作ることが好きだと気づきました。しかし、私は誰よりも好き嫌いが多かったため、給食の時間がとても苦痛でした。その時、給食センターで働く女性から毎日優しく声をかけられたことが嬉しく、給食を作る人になろうと栄養教諭を目指すことになりました。

今までどんなお仕事をされていて、今回なぜニューパートナーに興味を持たれたのですか？

栄養教諭を目指して大学に通っていましたが、就職先を選ぶ際には、決められた仕事を淡々とこなすよりも、自ら積極的に仕事を生み出すことを重要視していました。そこで、当時は活躍が少なかった薬局での管理栄養士の仕事に挑戦したいと考え、管理栄養士が在籍しない個人薬局に就職をしました。
就職後、管理栄養士として自分の役割を見つけるために、他薬局の管理栄養士に直接会って話を聞いたり、地域のニーズを考えて近隣のクリニックの管理栄養士と協力し地域活動に参加したり、地元のお弁当屋にメニュー提供して販売を試みるなど、様々な方法で活動しました。

しかしながら管理栄養士としての力量不足を多々感じることもあり、基礎を固めるために病院への転職を決意しました。現在一人部署で、療養病棟45床、一般病床13床、地ケア病床13床、合計71床、通所リハの利用者40名を受け持っています。病院で働くと患者様の治療に携わる機会が多く、予防段階での管理栄養士の活躍も重要なことに気がつきました。そこで普段から今後の管理栄養士の活躍や在り方について相談していた先輩からのご紹介でN・Partnerを知り、入職することになりました。

ニューパートナーでは、実際にどんなお仕事、または働き方をされていますか？

福岡県の地方で病院に勤務しながら、夜間の時間帯にはスポットで働いています。地方では高齢の対象者が多く、若年層を対象とした特定保健指導の件数が少ないため、場所を選ばないオンラインで予防指導の経験を積みたいなと考えていました。自分の隙間時間を活用して効率よく指導を行うことができ、場所を選ばずに多くの人々にサービスを提供することができています。

ニューパートナーで働くようになって、良かったのはどんな点ですか？

オンライン栄養指導のハードルが下がったことです。診療報酬改定によりオンライン栄養指導の点数が認められ、管理栄養士が場所を選ばずに指導を行う環境がより一層求められています。しかし、実際にはまだそのような環境が整っていないため、管理栄養士側も慣れる必要があります。N・Partnerのスポット勤務を通じて、オンラインでの栄養指導へのハードルが下がっていることを実感しています。

ニューパートナーで働くようになって、ライフスタイル・メンタルなど、ご自身の人生に変化はありますか？

全国の人々に栄養指導を提供するだけでなく、全国の管理栄養士と交流できる環境は、フリーランスを目指す方々にとって特に有益なものだと思います。私自身今後はフリーランスを目指しており、福岡県の田舎に住んでいても環境を言い訳にせず、むしろ視野を広げた活動ができていることで、自分の自信に繋がっていると思います。

管理栄養士としての今後の目標はありますか？

先ほども話に上がりましたが、私は薬局や病院など業務が限定された仕事をするのではなく、管理栄養士として求められる新しい仕事に挑戦し、フリーランスとして活動したいと考えています。

自分の出来ることを増やすためには、幅広いスキルを身に付けていく必要があり、勉強もしつつ、タウンドクターを通して経験を積んでいきたいと考えています。そして自分の視野を広げ、様々な人と関わりながら、管理栄養士としての可能性を追求し、仕事を通じて得た仲間と一緒に、食事を通して健康づくりに貢献したいと思っています。

どんな方にニューパートナーで働くことをおすすめしたいですか？

チャレンジ精神旺盛で視野を広げていきたい方におすすめです。管理栄養士のコミュニティを形成することで、職場の交流だけでなく、広い視野を持つことができると考えています。スポット勤務では、自分のペースで自由に働きながら経験を積むことができます。また、週に1回の意見交換会があり、悩み事や相談事を気軽に話し合うことができるため、現場で活躍している管理栄養士とも交流する機会が得られ、非常にためになっています。

---