管理栄養士として患者さんと向き合うときの素朴な疑問に、精神科医監修・AI技術を活用した食事コーチングサービス「N・Partner」の精神科医がお答えします!
Q. タバコを吸う方へ指導する際のアプローチはどのようなものがあるでしょうか。
タバコやお酒をやめることは、実際にはなかなか難しいものです。なぜなら、多くの人が身体に害があることを理解しながらも喫煙やアルコールの過剰摂取をしているからです。そのため、正当な助言をしても「分かっているけど、やめられないから困っている」という反応で瞬間抵抗が生じてしまいます。
そのため、まずは吸いたくなる衝動や飲みたくなる欲求が強くなるパターン分析を始めると良いでしょう。そのタイミングで行う代替方法を一緒に考え、その欲求が強くなるタイミングで行う代替方法を一緒に考えることも有益です。一度に全てを断つのではなく、欲求が高まった時の対処法を一緒に検討するのです。
具体的な代替方法の例としては、もし体重などに問題がなければ、血糖値に配慮しながら間食を代替手段として採用することも考えられます。また、自分の好きなことに時間を使うことも有効です。
そうした衝動や欲求のコントロールが鍵となります。
回答者 : タウンドクター株式会社CMO 精神科医 公受 裕樹
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