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事例

対象者に対して厳しく言うことができません

管理栄養士として患者さんと向き合うときの素朴な疑問に、精神科医監修・AI技術を活用した食事コーチングサービス「N・Partner」の精神科医がお答えします!

Q. 対象者に対して厳しく言うことができません。

動機づけ面接では、間違っていることに対して、反射的に正そうとする行為(正したい反射)は信頼関係などの観点からよくないとされています。

特に行動変容が必要な方に対して、パターナリズムはあまりよくありません。実際には間違っていると思われることに対しても真っ向から否定すると、抵抗感が生まれてしまいます。

ではどうするかというと、まずはそうした考えを傾聴し、背景などを把握することを心がけます

なぜ、そのような考えになったのか、なぜそういう習慣になったのか。 その背景にある原因、理由を明らかにし、その根底からアプローチする方法を考えると、行動変容につなげやすいです。 厳しく言うことは全てが悪いわけではないですが、それはあくまで手段です。目的をきちんととらえ、その実現可能性を極限まで高める方法を考えると、厳しく言うこと以外にやり方があるのではないでしょうか。

回答者 : タウンドクター株式会社CMO 精神科医 公受 裕樹

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