管理栄養士として患者さんと向き合うときの素朴な疑問に、精神科医監修・AI技術を活用した食事コーチングサービス「N・Partner」の精神科医がお答えします!
Q. 管理栄養士の意見を頑なに取り入れてくれない時はどうしたらよいでしょうか。
こちらがどれだけ必死にお伝えしたり、データを見せながら良いと思う提案をしても、頑なに受け入れてくれない方はいらっしゃいます。頑なに受け入れてくれない場合には、まず一歩ひいて、なぜなのかを探ることが重要です。以下に具体的なアプローチ方法を紹介します。
1 . 背景を探る
もしかしたら、過去に過去に嫌な経験をされた可能性があります。また、自分なりのこだわりがあるかもしれません。さらに、アドバイスを受け入れる時間的、精神的余裕がない場合も考えられます。まずは情報収集を行いましょう。
2 . 「よくある1日」を明らかにする
情報収集の際に役立つ方法が、「よくある1日」を明らかにすることです。日常の生活を具体的に可視化し、受け入れてもらいやすい提案を考えるために、よくある一日を再現してみましょう。その中で、普段の生活を見える化して、できることなどを一緒に考えることが大切です。
3. 他の成功事例を紹介する
同じ悩みを抱える他の対象者の成功事例を紹介することも効果的な場合があります。「ちょうど~~さんと同じように困っている方がいて、その方はこうやって上手に解決できました。もしよかったら一緒に試してみませんか?」とお伝えしてみるのも良いかと思います。
これらのアプローチを試してみることで、頑なに受け入れてくれない方との対話が円滑に進むかもしれません。
回答者 : タウンドクター株式会社CMO 精神科医 公受 裕樹
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