積極的な患者さんは話すことも多くなりますよね。
さらにそれが盛り上がると、本当はもっと他のことも聞きたいし、進めたいのに、患者さんのペースになってしまい、時間だけが過ぎていく。よくあることです。
まずは、このように患者さんが話してくれるということは、管理栄養士さんを信頼してくれている証拠というのは、しっかり自信をもってください。
その上で、ある程度、患者さんの話を聞いたら、「要約」を使うと良いと思います。
途中で、
「じゃあこれまでのお話をまとめさせていただくと〜〜〜ということですね。なるほど。じゃあ〜〜〜はどうですか?」
というふうに進めるとうまくいくことが多いです。
これを「転換の要約」と言います。
要約は患者さんからしても、話をきちんと聞いてくれていると感じますし、次の話題に移るのも自然な話の流れで進めることができる技術です。
またこの技術の他に
「お話していただいて大変嬉しくお物ですが、大変心苦しいのですが、時間が限られておりまして、このお話もさせていただいてもよろしいでしょうか?」
と素直に謝り、次の話題にいく許可をもらうのも全然悪くありません。
これで嫌がる患者さんはあまりいませんので、ぜひ素直に相談する形でお伝えしても良いと思います。
試してみてくださいね。